家具は家財
家具を買いに行こう
私たち夫婦はこれといった家具をまだ持っておらず、新居でも使おうと思える家具はソファーくらいしかないです。
寝具も敷布団スタイルで、「家を買ったら大きいベッドを買おう」と思っていたので我慢していました。
テレビもできれば65インチが欲しいし、テレビ台も買い換えたいし、小さめのローテーブルでご飯を食べているのでダイニングテーブルもないし、賃貸なので食器棚も持っていないです。
必要なものが本当にたくさんあります・・・。
家具だけでなく家電もありますからね・・・。
その中でも優先順位を絞って今回は「ベッド」と「食器棚」を購入したいと思います。
予算は50万円です。
なぜこの二つなのかというと、ベッドに関しては、妻は根っからのベッド派で常々ベッドが欲しい。ベッドで寝たいと申しておりました。
家を買ったら好きなベッドを買おうと約束していたのでこの約束を果たすのがまず最初(笑)
なのでベッドの予算少し多めに見てます。
食器棚は食器がしまえなくなるだけでなく、食器棚によってはコンセントの位置などが変わったところについていたり、何かとコンセントの位置を気にしないといけないです。家の設計時にコンセントの位置も決めるのでできれば食器棚は最初から決まっていた方がスムーズになります。
またその食器棚のためにコンセントの位置を工夫するのであれば、長持ちしてもらわないと困ります。なのでちょっとお高めでもいいものを長くの思考で選んでいきます。
結果この2つで50万円は見ておこうということになりました。
家具を見に行くところとしてはちょうどいい時期にかねたやさんが家具メッセバザールというイベントを開催していたのでそちらに足を運ぶことになりました。
定期的に開催しているようですね。
こちらでは様々なメーカーさんが一同に集まり、セール価格で商品を連ねています。メーカーの担当者の方もいるので、詳細に話を聞けるのもいいところです。
ベッド
ベッドは、シモンズやフランスベッド、日本ベッドなどの有名なメーカーさんから、お手頃価格のメーカーさんまで様々で、ベッドだけでも全部で100以上は並んでいたのではないかなと思います。
私たちはクイーンサイズを狙っていたのでクイーンを取り扱ってるメーカーとなると少々限られてきます。
クイーンサイズのベッドの中でもダントツで寝心地がいいと感じたのは「日本ベッド」の「シルキーパフ」というマットレスでした。
コイルの数が他のメーカーと段違いで、クイーンサイズは2000個ものコイルが入っているとのことでした・・・。
なので優しく体の形状に沿って包み込むような沈み方で、とても心地がよかったです。
フレームもスタイリッシュな物を手頃な価格で売ってくれたので、ここに決めちゃいました!
数々の名だたる有名ホテルにおろしていることも信頼できるポイントの一つでしたね。
なかなかの高級ベッドでしたが、定価よりも安く買えたこともあって大満足です。
食器棚
食器棚はここに並んでいる物を見たところ綾野製作所というメーカー一択といった感じでした。
中でも気に入ったのが、「KEYNOTE」というシリーズでオープンキャビネットタイプのものです。
カッコよく、見せる収納という点と、棚を自由に付け替えたり、フックをつけたり、カスタマイズできる点が気に入りました。
基本は下段の引き出しにしまい、飾りたいお気に入りの食器や茶器などはトップに置くという感じで使う予定です。
またゴミ箱を収納するスペースがあるのもお気に入りポイントでした。
食器はたくさんはしまえないと思うので厳選しないとだめですねw
これで予定のものは全て揃って、お値段は合計60万円ほどでした・・・。ひえw
でもいいものが買えたのでとても満足です。
他も見とこっか
せっかくなのでダイニングテーブルもついでにちょっと見にいきました。
我が家はダイニングはリビング(土間)から上がったところにあるので、リビングにテレビを置くとダイニングからはちょっと低い位置になります。
また、実家でもダイニングセットはあったのですが結局いつもテレビ前のコタツでみんなでご飯を食べていたのもあって、座卓にするつもりでした。
座卓の場合だと椅子が必要ないので、多少お値段的にも安くすることができます。
なので手頃でいい感じの座卓があれば買ってもいいかなという気持ちで見にいきました。
案の定、手頃なもので5万円くらいのものが結構見つかり、使い勝手も良さそうだったので買ってもいいなと思いました。
しかし、これだけの規模のバザール、いいものがたくさんあるのです。
中でも一際目立つのが「一枚板」のテーブル。
カッコ良すぎます。昔から憧れていました。妻も一枚板のテーブルが好きで、二人でよく見ていました。
それが展示されていて、気持ちは一気にそっちに・・・。
そして中でも瘤(こぶ)ができたものが本当に渋くてカッコよかった。
足もオーダーメードできて、一枚板の天板を上に載せるだけなのであとで高さを変えたり、椅子ありダイニングセットの高さに変えることだってできます。
悩みましたが、悩む時間は短かったように思えます。
・・・買っちゃいました笑
一生ものですし、もう二度と同じものはないと思いますし、瘤がついたものもなかなか見ません。
逃して後悔するくらいなら、買ってしまおうということで購入に至りました。
天板と足(オーダーメイド)と天板を保護するシート(オーダーメイド)で30万円ほどでした。
と、いうことで合計90万円ほど一日で使ってしまいました・・・w
家具ではなく、家財として一生大事に使っていけたらそこまで高くないのでは?と思いますし、何よりいいものに囲まれて暮らすと心も豊になりますよね。
衝動買いしたダイニングテーブルも、家族みんなで囲うものなので、気に入ったものを大事に使っていきたいです。
買ったものは全て新居ができてから配送してもらえます。
なので、引越しの時に負担になるようなこともないので安心です。
ますます新しい家に引っ越すのが楽しみになる1日でした。
いよいよ土地の決済!
土地の申し込み
土地の決済の流れはこうです。
- 値段などの交渉
- 土地の申し込み
- 土地の契約
- 土地の決済
他にも測量が終わってない土地だと測量をしたり色々あるようですが、
大体はこんな感じです。
土地の申し込みは、要するに土地のキープです。
「この日にこの土地をいくらで契約に伺うので、キープさせてください。」
といった具合です。
値段の交渉はその前に済ませる必要があります。
基本的に売り出し価格は割高な場合があるのでいくらかは値引けるはずです。
ただし、交渉に時間をかけてるとライバルに目をつけられるリスクを高めますし、他の人が高い値段で取引を申し込んだら負けます。
そこは運ですが、申し込み時点である程度納得のいく値段なら端数切り程度で交渉してキープしちゃったほうがいいのかなと思います。
相場を調べるにも色々やり方があって、路線価から計算する方法、固定資産税の評価額から考える方法、過去の周辺の土地の取引価格の確認などがあります。
どれも個人で調べることができます。
ただ、同じ条件の土地はないのでいずれも参考程度ですね。
あとは自分が納得したかどうかで決まると思います。
私たちは、ハウスメーカーの営業さんにお任せして、いくらか値引いてもらい、それで申し込みました。
少々損したのかなとか不安にもなりましたが、この話は2020年4月頭くらいの話ですが、やはり気に入った土地なので2020年7月下旬の今でも後悔はないです。
買ってよかった。
土地の契約
契約の時に必要なのは印鑑と手付金と収入印紙です。
手付金はいくら持っていくのかは申し込み時に決めるそうです。
基本的に手付金は、その契約を買主の都合で破談にした場合に売主への補償として充当されるそうです。
通常の場合だとそのまま購入資金に充当されるので、捨て金ではないです。
ちなみに私たちの場合はローンの審査が通らなかったときは、手付金は返してもらえるという補償付きでした。
自己資金はあまり手を付けずになるべくローンで済ませたかったので私たちは25万円を手付金として用意しました。(あまり手持ちがなかったので相談させてもらいました。)
地味に収入印紙がこのあとかさばってきますね・・・。
毎回契約書とかのたびに1万円とか2万円とか飛んでいく・・・。
契約は単純で、土地の仲介業者が法律に則って、土地の重要事項などの説明をしてくれます。その土地がどういう土地で、制限などは何があるのかなどを教えてくれます。
よく聞いておくだけですね。
あとは名前と住所をいろんな紙に書きまくって、売主に手付金を払っておしまいです。
残りのお金についてはローンの審査が終わってから決済して、無事土地の購入完了になります。
その後、ローンの審査を申し込んであとは結果を待つだけです。
土地の決済
ローンの審査が無事通ったのでいよいよ土地の決済です。
私がローンを借りた金融機関はJAです。
金利が他の金融機関よりかなり安いのと、ネットバンクに比べて安心感があり、面倒な書類などは全てハウスメーカーがJAとやりとりしてやってくれるところがメリットでした。
初めてのことなので自分でやるには不安ですし、プロがサポートしてくれるのは本当に助かりました。
私が事前にやることは、役所などで書類を取得することくらいでした。
ありがたやー。
ということで、ハウスメーカーの営業さんにもJAに付き添ってもらいました。
しかし、決済当日はなかなか大変でした。
まず、書かなくてはならない誌名と住所の量が尋常ではありません。
ハンコ作りたいレベル・・・。
最近ペンで物を書かなくなってしまったせいで、みるみる力がなくなっていき、人生最大の借金なのに字がどんどん汚くなっていきました・・・。
大体の書類にサインが終わったところで仲介業者と売主と司法書士がぞろぞろと登場。
売主の割印が終わると、あとはJAがお金をくれる貸してくれるのを待つだけ。
その時間が長かった・・・。
最初の30分くらいは流石はハウスメーカーの営業さん、巧みな話術でその場を和ませてくれます。
なんとか共通の話題を模索して、楽しい団欒のひとときを過ごせました。
しかしそれでもJAの処理が終わらない。
大人5人が会議室に2時間も閉じ込められ、沈黙が続きました。
私こういうの苦手で、笑っちゃうんですよね・・・w
でも横をチラッと見ると営業さんもニヤニヤしてて、それ見てまた笑いそうになって・・・w
なかなかの苦痛でした笑
ようやく、処理が終わってJAの担当者が見たこともない大金を持ってきました。
土地の残金、仲介手数料、土地の登記にかかる登録料や報酬、手数料などなど。
しめて1700万円以上・・・。ひええ・・・。
初めてそんな大金を手にしました。もう2度とないんじゃないでしょうか。
それを2時間前にぞろぞろとやってきた、売主、司法書士、仲介業者に配っていき、領収書と引き換えます。
言い方悪いですけど、私のお金に群がってる人々、のようでなんだか気分が変な感じになりました。
それらが終わり、各々がお金を持ってその場を後にします。
私が手にした1700万円はあっという間に0円になったのでした。
あれ?エドケンハウスには1円もまだ払ってないぞ・・・?
ただここで気づくのが、一番お世話になっている隣にいる営業さんに、私はまだ1円たりとも払っていません。
それなのにここまでやってくれるのは本当にありがたいことで、とても感激しました。
JAでの土地の決済が無事に終わり、本当にエドケンハウスにお願いしてよかったなと思いました。
私は他の注文のハウスメーカーを見に行っていませんが、エドケンハウスよりも親切で親身になってくれる会社があるのか、疑問になりました。
毎回毎回、自宅まで送迎してくださるし、今回のJAに関してもエドケンハウスは一切関係がないのに、送迎のみならず、参加していただいて、要所要所でこれはこういうことです。とわかりやすく教えていただいたのが本当に助かりました。
ここまでベタ褒めするとステマしてたり、回し者みたいな感じがするので、なんだか変な感じですが、これが私の本心なのです。
今まで生きてる中でいろんなサービスを受けてきましたが、間違いなく一番いいサービスを体験してると思っています。
それも嫌なへり下りとかも一切なく、ちょうどいい距離感で。
それをまだ1円も払っていないお客さんと言えるのかどうか怪しい私たちに
ここまでしていただいてほんとに感謝感謝ですね。
と、まぁエドケンハウスの営業さんの手助けをしていただきながら、
無事に土地の決済まで完了しました。
あとは間取りを決めて、設備を決めて、内装外装コンセント照明など細かいところきめて、外構を決めて、おしまいですね。
この土地の決済をするまでの間もエドケンハウスと毎週土日に打ち合わせを重ねて、間取りもどんどん自分たちの理想に近づいていきました。
これからも打ち合わせが楽しみですね。
つづく。
予想の斜め上をいく間取り
そんなのありなのか笑
エドケンハウスに行ってから2週間が経ちました。
実は見積もりと間取り図の作成以外にも土地探しまでしていただいていました。
それも私たちの予算や希望にも沿ったところ。
そんな土地探してもなかなかなかったのですが、なんと見つけてきてくださいました。
ありがたやー。
その土地については事前にメールで教えていただいていたので、
その土地でいったん図面を引いて、概算の見積もりも出していただきました。
そして、当日。車で自宅まで迎えにきてくださりました。
まだ契約すらしていないのに、この対応は嬉しかったです。
私たちはまだ車を持っていないので・・・。
しかもこの日は大雨・・・。
本当に助かりました。
着いてから早速図面を見せていただきました。
正直度肝を抜かれました笑
なんと1Fの半分近くが土間でした笑
その土間に私の書斎とバイク2台分の駐車スペースとリビングがw
そんなのありなのか!?笑
土地の大きさは120平米弱でそこまで大きな土地ではないのですが、
ビルトインガレージなんかあるといいなー
なんて前回営業さんにこぼしたこともあって
バイクを家の中に入れられるように設計の人に相談してくれたようです。
(営業の方もバイクに乗っていたので理解ある方でよかったw)
下の図は実際にいただいた間取りをもとに、私が手描きしたものです
2F部分は割と普通なので省略しています。
なかなか奇抜な間取りで、一発目にこれを持ってくるのかと感心しました。
勝手にバイクと居住空間は分けるものだと思っていましたが、
それだとちょっとスペースを使ってしまうのでこういう発想になったのかなと思うのですがまさかリビングと書斎まで土間にしてしまうなんて笑
この会社は面白い会社だなぁと思い、俄然興味が湧いてきました。
また、キッチンやトイレ、お風呂などの住宅設備は標準のものでもかなりグレードの高いものを使用していて、グレードアップする必要はあまりなさそうでした。
キッチンには人工大理石のトップに、シンクもつなぎ目なく人工大理石が使われています。レンジフードもこれ以上上のグレードがないものを使用されているようです。
お風呂やトイレに関しても色々調べましたが不満はないような設備になっています。
メーカーはトイレ以外はタカラスタンダード、LIXIL、TOTOから選べるようでした。
昨今の大地震の影響によって耐震、免震、制振などの関心も高まっていますが、住友ゴムのMIRAIEという制振ダンパーが使われるそうで、この家にも4基導入されていました。
YouTubeでその効果を見ましたが、すごいですね。
熊本地震がよく検証で使われるようですが(2度大きな揺れがくるため、今まではなかなか想定されておらず倒壊が多かったらしい)、見事それにも耐え抜いて、損傷も少なかったです。
それでいて驚くべきは土地、建物、諸経費込みで希望の4000万円に収まっていました。もちろん営業の方も頑張っていただいたようでした、本当にありがとうございます。
正直、注文住宅はここからが醍醐味で間取りをもっと変えたり、もう少し居住空間を広くしたり、なんやかんや文字通り「注文」していくと思うので、値段はここから上がっていくと思います。
それでも私たちの理想の家がここでなら建てられるのではないかという、希望が膨らんでいきました。
土地どうする?
この図面の家で土地の特性として私たちの中でもっとも欠かせないのが、「南側角地である」ことでした。
南側角地であるメリットは以下の通りだと私は考えます。
- 日当たりがいい
- 間取りの自由度が高い
- 駐車、駐輪場所の位置の自由度が高い
- 資産価値が高い
大まかにいうとこんな感じかと思います。
まぁメリットが多く人気なので値段も高いですが、そこは駅から徒歩15分というちょっと資産価値の下がるポイントがあるので、周辺の土地の相場よりも高くても予算圏内に入ることができました。
そんな土地ですが、私たちがいいと思う理由は至極当然の理由なので、ライバルも多いと予想しました。その時はまだ他にも狙っている人がいるような情報は聞いていませんでしたが、そのような情報が入ってからでは遅いと思い、
私の中では、「この土地を今すぐ買う」か、「別の土地をもっと時間をかけて探す」かの2択でした。
そう考えないと決断ってできないですよね。
しかし、この土地を手に入れないことにはエドケンハウスともこれ以上話を進めていくことはできません。
それはこの図面はこの土地に建てる前提だから。(当たり前)
正直、自分がいいなって思ったものが自分の予算内で見つかることってあまりないと思うんですよ。不動産に関してはずぶの素人ですが、今までも土地はネットとかでずっと探していましたが、この土地ほどぴったりのものはありませんでした。
洋服とかを見に行っても、いいなって思ったら想像の1.5倍〜2倍くらいしますよね。
形も大きさも立地も周辺環境もバッチリで、駅徒歩だけ許容範囲ギリギリ(特に嫁が)といった具合でした。
二人で真剣に悩みました。これに関しては親は関係なく私たちがどうするかだと思ったので、1週間くらい話し合いました。
自宅から歩いていける土地なので、実際に見に行ったり、何度も周辺を歩いてみました。
するとどんどん欲しくなっていきました。
そして決断したのです。
この土地を買おう。そしてエドケンハウスで家を建てよう。
(え?早くね笑)
早くていいんです。
コロナウイルスによって一瞬経済がもたついてる今がチャンスだと私は思いました。
消費税増税による減税措置もコロナのおかげで長引きました。
金利も安い。コロナのおかげで低金利はまだしばらくつづくだろう。
みんなが行動を移さないであろう今がチャンスなのです。
ライバルが行動をしない今、有利に動けます。
そして勢いって大事ですよね。(結局これ)
ポラス(建売)との差は一体なんなのか。
土地の申し込みをする前にお世話になったポラスにも電話を入れました。
「いい条件で土地とハウスメーカーに出会えました。ありがとうございました。」
向こうも、
「そうですか、今回はエドケンハウスさんの方が頑張られたみたいですね。またよろしくお願いします。」
と言ってくださいました。
ポラスも良かったんですよ、本当に。
ただ、私たちの要望が「普通」の家ではなかったので・・・。それだけです。
普通に考えたらポラスの方が絶対にお得なはずなのに、なぜエドケンハウスでも希望の家を希望の予算でできたのか。
それは色々あると思いますが、私の考えはこうです。
「私が欲しいものがあるのが注文住宅。みんなが欲しいものがあるのが建売住宅。」
この差なんじゃないかなと思います。
要するに、
みんなが欲しいものの中には私にとってはいらないものがあり、私が欲しいものの中にはみんなにとってはいらないものがある。
ということです。
具体例を出すと、ポラスにあってエドケンハウスにないもので、私にとってはっきりと不要なものは
- 床暖房
- 食洗機
- 庭・植栽
でした。
床暖房については、昨今の家は気密性が高いので断熱材がしっかりとあれば不要かなと思いますし、エアコンやガスファンヒーターなどでいくらでも代用可能です。それでいて、なかなかの値段がしますし、更新などで工事も必要で、その際は床を全部張り替えたりする必要もあったりします。
食洗機は今まで生活していて欲しいと思ったことが一度もないのと、食洗機で洗う前に一度自分で洗わないといけないならなぜ必要なのかがわからない。食洗機を掃除するのもめんどくさい。それでいて高いし、大事なキッチン収納を犠牲にする。
庭・植栽に至ってはわたしたちはポラスの家を買うならお金を払って埋め立ててもらう予定でした。理由は、バイクをいじるスペースの確保と、そもそも虫が湧いたりするし、手入れも面倒でやらないためです。
ポラスは私たちに不要なものにお金がかかっているのと、その不要なものを取り除くのにお金がかかります。その差が地味に大きいものでした。担当者に聞いたところ、私が埋めようとしていた植栽については100万円ほどかかっているそうです。植栽って高いんですね・・・ひええ・・・。
対して、エドケンハウスでは最初から標準仕様にそこは入っていなかったのと、標準仕様から外したところでお金はかからないという点で、本当に必要なものにお金をかけた結果なのかなと、そう思いました。
注文住宅でも設備や仕様などの質を落とさず、建て売りに価格でも挑めることがわかり、建売を買い替えた時に親が止めてくれたことに感謝です。
そうして、エドケンハウスとの私たち夫婦の家づくりがスタートしました。
つづく。
戸建てが欲しい!家作りの旅のはじまり
それは突然やってきた。
2020年に入り、寒さもピークを迎え、我が家の賃貸の機密性の悪さからなのか、
家の中でさえ寒さを感じるこの頃、一本の電話がかかってきた。
「お住まいの近くに新しい物件ができましたよ。パンフレットお送りするんでご覧になってください。」
以前から気になっていた、この地域では有名なハウスメーカー「ポラス」の分譲住宅の営業マンからだった。
資料請求をしたことがあり、その時の応報が残っていたのだろう。そして私は地元である松戸に家を買いたかったので、松戸に良い物件ができたら連絡してくれと、1年以上前に伝えていたのであった。(すっかり忘れていたが・・・。)
今回紹介があった物件は、今の自宅からも徒歩で行けるくらいの距離で、かつ駅からも徒歩圏内、予算としても圏内であったため、非常に魅力的だった。
パンフレットが届き、夫婦共々興味を持ち、「話だけでも聞きに行こうか。でもここでいきなり買っちゃうような真似だけはお互いやめとこうね。」と、お互いにお互いを制しあって衝動買いを予防した。
しかし、これがのちに我が家が家を買う大きな第一歩となったのであった。
・・・
松戸に家が欲しい
はい、突然すみません。
冒頭は小説っぽい感じで書いてみたかっただけなので、そんな感じですはい。
自己紹介からさせていただくと、私は27歳千葉県松戸市在住のもので家族構成は嫁が1人だけです。ゆくゆくは子供も欲しいなと思いながら未だにできてはないです。
30歳までには1人は欲しいと思ってます。
松戸が地元なのですが、仕事の都合で就職してからは住処を転々とし、
栃木、名古屋、千葉市、川崎市、横浜市と住んでみたが、やっぱり松戸が一番すみやすく、
今の会社に転職してからは松戸からも通えるし、リモートワークができるので通勤時間にもとらわれないということで家を買うなら松戸かなと思っていました。
それもあって、買う前にまずは賃貸で松戸に住んでみようということで今は松戸で結婚生活を1年ほどしたところです。
結婚した当初は横浜で一緒に住んでいましたが、結果は散々で、
治安も悪い、空気も汚い、家賃も物価も高いって感じで
一生住むって言うような場所ではないなという結論でした。
松戸に引っ越してからは嫁も松戸はそこそこ気に入ってくれてるようで、治安もいいし、静かで、そこそこ駅の周りやその周辺の幹線道路にはなんでも揃っていて、子供の頃には気づかなかった松戸の良さに自分も気づきました。
そんなこんなで嫁の許しも得て、松戸で家を買う計画に着手したわけです。
戸建てVSマンション
まず最初に決めるのが、マンションなのか、戸建てなのかですよね。
それぞれのメリットデメリットがあると思います。
マンションに関しては、私たち夫婦はそれぞれの実家がマンションなので結構知っていました。
私は実家がマンションだったので戸建てに憧れがあった点と、2人ともバイクに乗るし、キャンプにも行くし、インドアの趣味もそこそこあったりと、荷物も多めなのでその辺を考慮すると戸建てがいいなっていうのもありました。
金銭面では、なんとも言えないですよね。一概には。
その家にどのくらい住むつもりなのか、ゆくゆくは売るつもりなのか、いろんな要素で決まると思います。でもこのご時世、将来どうなってるかわからないですよね。予想なんてできないし、リスクに備えてそればかり考えていたら、それ自体がリスクなんじゃないかというスパイラルに・・・。
こういう時は大体結論は決まっています。
欲しいもんを欲しいときに買う!
これにつきますよね。
ということで、我が家は松戸に戸建てを買うことに決まったわけです。
で、ポラスはどうだったん
結論から言うと、ポラスはめちゃくちゃ良かったです。
このポラスを見たことで家探しが大きく動いたのですが、それはなぜかと言うとやっぱりポラスの家が良くて、「欲しい!!」って思ったからなんですよね。
ポラスの何が良かったかと言うと、
- 値段が予算圏内(手数料などコミコミで総額4000万円ほど)
- 分譲だけど外観のそっくりかんは極力減らされてる
- 見た目がかっこいい
- 内装もオシャレ
- コンセントの位置は高さも含めていろいろ考えられてる
- 同じ分譲区画でも全てその土地の形に合わせたオリジナルの間取りの設計
- 設備がいい
- ステアリビング(リビングにカウンター付きの小上がりスペースがある)
- 土間収納が大きい
こんな感じですね。
これで予算内で、わりとこの辺なら住んでもいいなって土地で、こりゃ買いじゃねってなりました。
2人で衝動買いを抑止するはずが、2人とも衝動買いしたくなってる始末・・・。
懸念があるとすれば、
- 駅から家までの道のりの歩道が狭い
- 周辺に坂が多い
- スーパーが遠い
この辺りですね。
実際に生活がスタートしてから困るようなところで、かつ困る頻度も多いのかなとは思ってました。
また、スーパーに関しては新しく近くにできる可能性もありますし、近くにあっても潰れたりする可能性があるのでなんとも言えませんが、
地形に関しては今後変わることはあり得ないと思うのでどうなんだろうな。って言うのは2人の間でもよく話していました。
これは経験者にいろいろ相談しようと言うことになり、
まず一番身近な経験者である親に相談しようと言うことで親に相談してから決めることにしました。
この相談がのちに大きく影響を与えるのでした。
親に相談したら・・・
「え?もう買うの?早いよ!?他ももっとみなよ」
そりゃそうでした。家探しの報告はしていましたがその報告から2週間ほどで買おうとしているわけですから。ええ。
とにかく猛反対されました。ただ、家を買うことに関しては反対されなかったので一旦私たちも落ち着くことにしました。
他も見に行きました。
が、同じくらいの価格帯でポラスほどの質の良いものはなかなか見つからず、
価格を抑えれば物件もたくさん見つかりますが、
見学してもポラスで肥えた目はそう簡単には騙されませんでした。
(逆にポラス最初に行って良かった)
注文住宅もいいなと思いましたが、どうせ高いんだろうなと思って候補から外していました。
分譲は数でコストカットしてるわけですから、注文で同じものを作ったら割高になるのは普通に考えたら常識ですよね。
でも、注文の話も確かに聞きに行きたい。
戸建ての醍醐味って自分たちの城を作ることあると思うんですよね。
よし、とりあえず1件だけでも行こう。
松戸でやってるハウスメーカーで、地元密着型の会社がいいなと思ったので、
ネットで検索していくつか出たところの中で直感でここだと決めて予約しました。
この出会いがまさか運命的な出会いになるとは。
ハウスメーカーの名は
多分ご存知ないですよね。松戸市民でも知ってる人は知っているって感じだと思います。
松戸で50年ほどやってるそうで、規模の拡大とかはせず、地元に根付いて長く商売をやってる会社さんです。
そう言う事業形態って地元のお客さんに信頼されていたり、愛されてないとなかなか50年も続かないと思うんですよね。
そう言うところに惹かれて予約しました。
そしてそこの営業さんとお話をさせてもらって、今までの経緯、ポラスの物件、いろいろ話しました。
ポラスのパンフレットも見せて、値段も見せて(ポラスには許可をとりました)、
この営業さんはなんといってくれるんだろうかとワクワクしていたら、
「え?いいじゃないですか。ここにしましょうよw」
ガーン・・・。
そんなはっきりと・・・。確かにいいなって思ったんですよ。
バイクも二台置けるし、車も置けるし、家には私たちには必須な大きい土間収納。
でも注文住宅ならそれを超えるいいお家を提案できますよって感じで来るのかと思いきや・・・。
エドケンハウスは建売もやっているので、どんな家を作っているのか見学させてもらうことに。
その建売の家の土地は70平米ほどの狭い土地らしいので、大丈夫かなぁと心配ながら思っていましたが、実際に見たら狭い土地にここまで開放感出せるのすごいなとびっくりしました。
以下が私が見に行った物件です。
ここで営業さんとグルニエと呼ばれる屋根裏の見晴らしのいいロフトのようなところで夕日を見ながらゆっくりしていた謎の時間が今でも忘れられませんw
あーこの会社に作ってもらったらどんな家ができるんだろうと、胸が躍りました。
事務所に戻って、家の感想を伝えたところ、
「頑張ってみますんで、図面と概算見積もりができるまで2週間ほど時間ください」
と、営業さんが言ってくれました。
予算は土地、諸経費、全部込みで4000万円以内。松戸市内で、駅から徒歩15分以内。
果たして可能なのか。またどんな図面が飛び出してくるのか。
続く。